どのような支援が
受けられるの?
ひとり親世帯や低所得子育て世帯の子どもを対象に大学等を受験する際の受験料を補助します。
大学・短期大学・専門学校・
高等専門学校(4年時)の入学試験の受験料
- 補助上限
- 53,000円
(子ども一人当たり)
どのような方が
支援を受けられるの?
申請日において、大学等受験生(20歳未満)を養育する親等(山口県内に在住)で、次のいずれかに該当する方が対象です。
- ①児童扶養手当受給世帯
- ②住民税非課税世帯
- 児童扶養手当受給世帯と同等の所得水準にあるひとり親世帯や祖父母等による養育者家庭も対象となります。
- 児童養護施設に入所している子どもも対象となります(申請者は施設長)。
- 対象経費
- 令和6年4月1日から令和7年3月14日までに支払った、子どもの大学等受験料(※振込等手数料は含みません。)
- 申請期間
- 令和6年9月17日(火)~
令和7年3月14日(金)
手続きの流れ
STEP1
大学等受験料の支払いに係る
領収書等の準備
大学等受験料の領収書等(支払者、支払金額、受験校の名称、支払日が記載)が補助金の申請時に必要です。
STEP2 補助金の申請(オンライン)
「補助金交付申請専用入力フォーム」に必要な情報を入力の上、次の書類をデータで添付して申請してください。
※紙媒体による申請方法もあります。
すべての方
- 振込領収書等の写し
- 子どもが20歳未満であることを証するものの写し(健康保険証、マイナンバーカード、住民票、運転免許証)
- 世帯全員の住民票の写し
児童扶養手当受給世帯の方
- 児童扶養手当証書の写し
- 「すべての方」の書類
児童扶養手当受給世帯と
同等の所得水準のひとり親世帯等の方
- 子どもの親又は養育者家庭の養育者の所得・課税証明書の写し
- 「すべての方」の書類
住民税非課税世帯の方
- 世帯全員の住民税均等割非課税証明書の写し
- 「すべての方」の書類
審査・交付決定・補助金交付
- 申請受理後、審査を行い、交付決定を行います。
- 申請時に申し出のあった口座(申請者名義)に補助金を支払います(口座振替)。
- 備考
-
- 他の制度による補助や全額免除を受ける場合は、この補助金の対象外となります。
- 補助金交付額が予算の上限額に達した場合は受付を終了します。
補助対象者フローチャート
①申請日において、令和6年度中に大学等を受験する20歳未満の子どもを養育していますか
「いいえ」の方は対象外となります。「はい」の方は②へ
②申請日において、子どもの親等(申請者)が県内に住所を有していますか
「いいえ」の方は対象外となります。「はい」の方は③へ
③申請日において、一人親世帯又は祖父母糖による養育者家庭ですか
「いいえ」の方は⑦へ。「はい」の方は④へ
④申請日において、児童扶養手当の受給を受けていますか
「いいえ」の方は⑤へ。「はい」の方は対象となります。
⑤申請日において、令和6年度の所得証明書(令和5年1~12月)の所得が令和6年度の児童扶養手当を受給する者と同等の所有水準にありますか
「いいえ」の方は⑥へ。「はい」の方は対象となります。
⑥申請日において、令和5年度の所得証明書(令和4年1~12月)が令和5年度の児童扶養手当を受給する者と同等の書風水準にありますか
「いいえ」の方は対象外となります。「はい」の方は令和6年4月から5月の期間に支払った経費のみ対象となります。
⑦申請日において、令和6年度住民税(均等割)非課税世帯ですか
「いいえ」の方は⑧へ。「はい」の方は対象となります。
⑧申請日において、令和5年度住民税(均等割)非課税世帯ですか
「いいえ」の方は対象外となります。「はい」の方は令和6年4月から5月の期間に支払った経費のみ対象となります。
(※)「児童扶養手当受給世帯と同等の所得水準」に係る所得の算出方法については、次の「所得額の算出方法等」を御確認ください。
「児童扶養手当受給世帯と同等の所得水準」に係る所得額の算出方法等
1 所得額の算出方法
所得額(A)から控除額(B)と一律控除額(8万円)を除いて、控除後の所得額(C)を算出し、「2 所得制限限度額表」の金額と比較します。
- 所得額(A)
- 次の所得額の合計
- 総所得(※1)
- 退職所得
- 山林所得
- 土地等に係る事業所得等
- 長期譲渡所得(分離課税)
- 短期譲渡所得(分離課税)
- 先物取引に係る雑所得等
- 養育費の80%(※3)
-
- 控除額(B)
- 次の控除額の合計
- 雑損控除額
- 医療費控除額
- 小規模企業共済等掛金控除額
- 配偶者特別控除
- 肉用牛の売却による事業所得
- 障害者控除
- ひとり親控除
※ただし母又は父の場合適用なし - 寡婦控除
- 勤労学生控除
- 一律控除額
- 8万円(社会保険料相当額)
=
- 控除後の所得額(C)
2 所得制限限度額表
「所得制限限度額」は、所得申告時に申告されている扶養親族等の人数によって異なります。
下表の「扶養親族等の数(税法上の人数)欄に対応する所得制限限度額を御確認ください。
扶養親族等の数 (税法上の人数) |
申請者の所得制限限度額 | 孤児等の養育者、配偶者及び 扶養義務者の所得制限限度額 |
---|---|---|
0人 | 208万円 | 236万円 |
1人 | 246万円 | 274万円 |
2人 | 284万円 | 312万円 |
3人以上 | 1人につき 38万円ずつ加算 |
1人につき 38万円ずつ加算 |
- 老人扶養親族又は同一生計配偶者(70歳以上の者)がある場合は該当者1人につき、10万円(配偶者、扶養義務者及び孤児等の養育者の場合は6万円 ※扶養親族等の全員が老人扶養親族の場合は1人を除く)、特定扶養親族・16歳以上19歳未満の控除対象扶養親族がある場合は、1人につき15万円が加算されます。
Q&A
- Q1 申請日と申請入力日又は申請書等提出日とは違いますか。
- A1 申請日は、補助金交付申請入力フォーム又は紙による申請書の必要な項目に必要な事項を入力又は記載し、全ての必要な書類が提出された日をいいます。従って、当該申請入力フォーム又は紙による申請書にきちんと入力又は記載しても必要な書類が添付されていないなど、申請入力日又は紙による申請書等提出日が申請日とはならない場合があるので注意してください。
- Q2 今年度20歳になる子どもを養育していますが、申請日の直前に誕生日がきます。対象となりますか。
- A2 対象となりません。申請日に満20歳未満であることが必要となります。
- Q3 支援の対象の受験料は全国のどこの大学等の受験料でもいいのでしょうか。
- A3 大学入学共通テストの検定料(成績通知手数料は除く)や全国の大学・短期大学・専門学校・高等専門学校(4年時)の入学試験のための受験料(振込等手数料は除く)が支援の対象となります。従って、申請時には大学等のホームページ等で受験料とそれ以外の振込等手数料を確認して申請してください。
- Q4 受験料と併せて支払う振込等手数料とはどのようなものがありますか。
- A4 金融機関やコンビニエンスストアなどで受験料を振り込むときの振込手数料、大学入学共通テストの成績通知手数料、大学等の受験に係る事務手数料などが該当します。受験料や振込等手数料は大学等のホームページ等で確認してください。
- Q5 子ども1人当たり受験料が5万3千円までは、何回でも申請できますか。
- A5 申請日が申請期間の令和6年9月17日から令和7年3月14日までであれば、子ども1人当たり受験料(振込等手数料を除く)が5万3千円までは何回でも申請可能です。
- Q6 申請するには、どうしたらいいですか。
- A6 原則、ホームページの補助金交付申請入力フォームからのオンライン申請となります。提出書類はスマートフォンなどで撮影したデータ(文字が判別できるように撮影したもの)を添付して申請してください。ただし、オンライン申請が難しい場合は、紙による申請も可能ですので、ホームページを確認してください。
- Q7 申請してからどのくらいで入金されますか。
- A7 申請を受理し、審査を行い、交付決定を行います。申請受理後、概ね1ヵ月半後の入金となります。
申請方法
紙媒体での申請
以下の様式をダウンロードして、必要な情報をご記入の上、必要書類を同封して、山口県大学等受験料応援事務局へご郵送またはご持参ください。
ご不明な点がございましたら、事務局までお問い合わせください。
山口県大学等受験料応援事務局
(山口県母子・父子福祉センター内)
〒753-0814 山口市吉敷下東3丁目1-1
TEL:083-902-3318
FAX:083-923-2499
E-Mail:
ひとり親家庭の父母等の皆様へ
就業、離婚、養育費などのお悩みがございましたら、山口県大学等受験料応援事務局のある
山口県母子・父子福祉センター(083-923-2490)にご相談ください。
(就業・自立に向けてサポートします)